チャナソンクラン警察署(プラナコン区)は13日14時、庁舎すぐ前のカオサン通りとチャクラポン通りで行われていたソンクラーン(タイ暦正月)の水掛けを中止するよう、関係団体に指示しました。現在、水掛けはできず、外国人旅行者はゲストハウスに戻るか、帰国の準備を始めるよう指導されています。
カオサンでは例年、4月12日の前哨戦(前記事「ソンクラーン前哨戦に気をつけろ」参照)から4日間、水掛けが認められており、ここ数年は11日夜から動く外国人もいました(前記事「前哨戦はおろかフライングまで」参照)。バンコク首都圏内最大の水掛け会場がこれでは、今年のソンクラーンはUDD軍によって破壊されたと言ってもいいです。
日本外務省は13日夜、「タイへの不要不急の渡航を自粛するよう求める」スポット情報を出しました。安全情報で言えば、「渡航の延期をお勧めします」に相当するものです。しかしTraveler's Supportsiaでは、前記事「タクシン派が先鋭化」の通り、あくまでも独断ですが「退避を勧告します」に判断を引き上げています。特にツアーでお越しの方と、カオサン周辺にいる如何にもソンクラーン目当てのバックパッカー!! 早急に荷物をまとめ、予約を変更できるなら変更してでも、至急スワンナプーム空港から帰国の途についてください。