au by KDDIの「グローバルパスポートCDMA」に対応した最新型ケータイに機種交換されたあなた。そのケータイを持ってタイに来られても、バンコク首都圏と近県では使えません!!
タイにはauと同じCDMA 1Xを採用している携帯電話会社が2社あります。バンコク首都圏と中部の25県をエリアとする「Hutch」(運営会社:ハチソンCATワイヤレス・マルチメディア)と、それ以外の地方51県を担当する「CAT CDMA」(運営会社:CATテレコム)です。今回の障害は、Hutchのエリアで起こっています。
Hutchの機種互換性を確認するシステムに障害があり、Hutchのエリアでは、2008年7月以降に日本で発売された「1X WIN」ケータイをローミングさせるのに必要な下位互換機能が働かなくなっています。そのため、現在日本で発売されているauケータイは、CAT CDMAのエリア内(パッタニ・ヤラー・ナラティワートを除く。前記事「タイ深南部には専用のSIMが必要」参照)では正常に動作しますが、Hutchのエリアに来るとすべての機能が使えなくなってしまいます。
バンコク首都圏と中部各県で利用する場合は、ソニーエリクソンから供給されている「グローバルパスポートGSM」対応(3G/GSM両用)のケータイが必要です。
(画像:グローバルパスポートGSM対応の「W64S」。MBKでも探せばある!)
2009年3月5日木曜日
auグローバルパスポートはバンコクで使えない!!
日本時間 0:00
ラベル: タイ , バックパッカーの通信手段 , バンコク , 実務向け , 中部(バンコク圏外) , 日本の中のアジア