(画像協力:唐崎正臣さん/Digital Network Asia社長)
バンコク伊勢丹6階、紀伊国屋書店の向かいに、日本からトンカツ専門のチェーン店「新宿さぼてん」が上陸しました。昨年12月5日の本格オープンから約2ヶ月、ようやく食べる機会を得ました。
運営自体は、チェーン本部のグリーンハウスフーズ(東京都新宿区)と、日系資本に理解のある地場財閥「サハパッタナ・ピブン」(ホイクワン区)の合弁。新宿さぼてんとしての海外展開は、韓国、中国、台湾に続いて4番目です。
メニューは日本とよく似ていますが、董事長ふくちゃんのおすすめは大根おろしがたっぷり乗った「ねぎとみぞれのロースカツ膳」(290Bt.)。絞ったレモン果汁と醤油、それにポン酢を組み合わせればあっさりした味になります。
ご飯、味噌汁、キャベツのおかわりが無制限にできるので、がっつり食べたい人にも合うことでしょう。
唯一の欠点は、マスタードが事前にテーブルに置かれてしまっていること。マスタードはカツを載せるときに一緒に付けるのが普通でしょう。
ただ、それを除けば衣の硬さや肉への火の通り方など、普通に日本で食べるのと一緒で全然文句はありません。
ヒレカツ膳(320Bt.)のヒレ肉も十分柔らかく、食べ応えがあります。週末には行列ができるくらいの盛況になっているようで、今後注目の一店でしょう。
営業時間は11時から22時まで。定休日はありませんが、伊勢丹の臨時休業日(2月は17日と18日)はお休みとなります。