2008年11月25日火曜日

カオサン・バンランプーが実は一番危ない!?

 24日午前3時30分ごろ、カオサンに程近いプラアティット通りにある新聞社「ASTVプチャットカーン」本社前で爆発があり、ほぼ同じ頃にカシコン銀行バンランプー支店前とバンランプー交差点でも爆発が確認されました。
 死傷者はありませんでしたが、ASTVプチャットカーン本社で爆発した2発の爆弾のうち、1発はチャオプラヤ川の対岸から撃ち込まれたロケット弾の可能性が高いとの報道があります。

 ASTVプチャットカーンは、タクシン・チナワット元首相のシンパともいえる与党「パラン・プラチャチョン(PPP)」の政権維持を認めないとする反政府勢力「民主市民連合(PAD)」の拠点とされています。21日には前身である「マネージャー・グループ」社に破産宣告が出され、22日付の紙面から「ASTVプチャットカーン」に改題して発行を再開したばかりでした。

 ASTVプチャットカーン本社の裏は、寺裏通りの外国人向けゲストハウスが集まる一角。ニューマイハウス、グリーンゲストハウス(ママズ近くの「グリーンハウス」とは別物)、MERRY Vの3軒は、もしロケット弾の照準を誤れば被害に遭いかねません。また、ASTVプチャットカーン本社のすぐ横と向かいにも最近、数軒の高級ゲストハウスがオープンしています。
 日本人の皆さん、これらのゲストハウスは念のため避ける方向を検討したほうがいいかもしれません。また、ASTVプチャットカーン本社には絶対に近寄らないでください!!