今はスクンビットにある「レックさんらーめん」が一時を過ごした(前記事「レックさんらーめん、復活オープン」参照)ことで知られたバンランプーの韓国人宿「マンナンゲストハウス」が、2月1日のチェックアウトをもって閉鎖されました。
タイの韓国人宿はその性格上、日本人や欧米人がほとんど泊まらないため、韓国本国の景気がちょっと悪化するとすぐに深刻な状況になります。カオサンでの韓国人宿の閉鎖は昨年9月の「弘益人間(ホンイクインファン)」に次ぐもので、残る韓国人宿は寺裏からも離れた「DDM」1軒だけになりました。
また、タイのノンイミグラントBビザも所属企業が赤字になると延長できないという規制が導入されており、それによって撤退する韓国人企業家が相次いでいる(前記事「スクンビットプラザ、テナントの撤退相次ぐ」参照)のも、ある意味遠因の1つにあるのではないかと董事長ふくちゃんは推測しています。
現在は、2階でレックさんらーめん支店が営業していますが、単なる暖簾分けのため味すらも本店(スクンビット41)とは異なるといい、いつまで営業できるか心配です。