2007年10月8日月曜日

バンコク~イサーン、チャンツアー最強伝説

 イサーン(タイ北東部)とバンコク・モーチット2を結ぶ幹線の特急バスは、民営便の独壇場。特に、[20]バンコク~コンケンと、[22]バンコク~ウドンタニ線は、特急バス公社の入る余地がないほどです。
 その両路線では、地元に拠点を置く民間会社と、バンコクの大手による競争が熾烈を極めており、乗客となる私たちにはありがたい状況が生まれています。

 [20][22]両方を担当する最大の運行会社が、チャンツアー(コンケン市)。コンケンとウドンタニの両方からほぼ毎時満遍なくバンコクへ向けて運行しています。

(画像1:モーチット2で発車を待つチャンツアーのバス)


[20]コンケン行き
バンコク発
[22]ウドンタニ行き
バンコク発
[20]バンコク行き
コンケン発
[22]バンコク行き
ウドンタニ発
0時
45

45

1時




2時
15

15

3時




4時




5時




6時

00


7時

00
30

8時
30

30
00 30
9時
30
00
00 40 45

10時
30
15
00 30
00
11時
30
00
00 10 30
15 45
12時
30
00
00 45
45
13時
30
00
15 45

14時
30
15
45
00
15時
30
30
30
00 30
16時
30

00

17時
30
00
00 45
15
18時
15
15

30
19時
15 45
15 45
15 45
30
20時
30 45
15 45
15
15 30
21時
30
15 45
00 45
00 20 30
22時
15 45
15 45
00 30
00 30 45 50
23時
00 30
45
00 30


 このチャンツアー、本来ならVIP32相当の料金を徴収すべき車を、1等(バンコク~コンケン329Bt.、バンコク~ウドンタニ412Bt.)に惜しげもなく投入しています。管理者ふくちゃんは、ビザクリアでノンカイからの帰り、チャンツアー担当便にコンケンから乗ってみました。
 「น.4ข」と書かれたダブルデッカーの大型バス。本来、1等特急は横4列シートなのですが、乗った車はなんと、公社であればスーパーVIPになるべき3列シート車。フットレストも付き、コストパフォーマンスを語るどころではありません。文句なしに推奨というべきです。

(画像2:チャンツアーのバスの車内。1+2の3列シートに1等の料金で乗れる)

 コンケンを出発すると、食事の支給があります。途中休憩なし。コラートマイ(ナコンラチャシマ市)で降りたタイ人乗客がいたようですがそれだけで、後はバンコクの手前、フューチャーパークランシットに止まるまでひたすらぶっ飛ばす。コンケンからランシットまで、5時間20分で走りきってしまいました。

 さらに、チャンツアー社は最近、[23]バンコク~ノンカイ線に殴りこみをかけ、この路線を牛耳っている民間会社「407パッタナ」(ウドンタニ市)に対しても競争を挑もうとしています。

[23]ノンカイ行き
バンコク発
[23]バンコク行き
ノンカイ発
 8:00 
8:00
19:30
19:30
20:15
20:00
21:00
20:45

 北バスターミナル3階、北東線113~114番切符売り場が、チャンツアーの総本山。今度の出張に、沈没組のビザクリアに。1度いかがですか? まずは、ノンカイ行きにどんどん乗って、増便へとつなげさせたいところです。