2007年3月21日水曜日

ビーマン東京線、この春は復活なさそう

 ビーマンバングラデシュ(BG)のバンコク〜成田間のフライトが昨年10月27日を最後に運休になって、既に半年近くが経ちました(前記事「ビーマンバングラデシュ、成田行き運休」参照)。3月25日からの夏ダイヤで再開を検討するとのことでしたが、どうやらこの春の復活はなさそうです。

 実は伏線がありました。3月12日、ドバイを飛び立とうとしたBG006便ダッカ行きが、滑走路直前でエンジントラブルのため急停止し、負傷者はおろかドバイ空港を一時閉鎖に追い込む事故を起こしていたのです。この便の機材が、ビーマンにとっては主力のエアバス313型機。成田線にも使っていた機材だったのです。機材繰りの問題は、エアバス3134機とDC-102機で国際線を回しているビーマンだけに致命的。成田線再開どころではなくなってしまったようです。
 また、ビーマン成田空港支店が2月末に撤収したとの情報もあり、事実ならこの春はおろか、冬ダイヤに移行する秋以降の再開すら危なくなります。過去には9年間(1981〜1990年)運休していますので、長期運休か、それともこのまま廃止になるのか、少し心配になってきます。

 バンコク発券の1年オープン航空券で復路が残っている方には、4月以降もANA(NH)へのエンドースを行うとのこと。前記事「ビーマンバングラデシュ、成田行き運休」に書いた処理方策を参照して、なるべく早く振り替えの航空券を受け取ってください!!