2006年12月22日金曜日

カシコン銀行、両替所で公金支払いが可能に


 タイの都市銀行3位「カシコン銀行」(KASIKORNBANK)は、10月からバンコク首都圏やパタヤなどの外貨両替専門ブースで、公共料金支払いを受け付けています。対応できるのはカシコン銀行扱いで請求書払いができるすべての公金。在留邦人の生活に直結しそうなものには、以下の種類があります。

電気(首都圏電力公団)
上下水道(首都圏水道公団)
固定電話(TOT、true、TT&T)
国際電話(TOT、CATテレコム)
ADSL(true、CSLoxinfoなど)
ポストペイ(月極払い)方式携帯電話
(AIS「GSMアドバンス」 DTAC「my」 truemove、Hutch「Postpay」)
クレジットカード(カシコンカード、イオンタナシンサップなど)
衛星テレビ(UBCトゥルー)


 従来は支店に請求書を持参して現金、または口座引き落としで支払うか、ATMで口座から引き落とす(通称k-surepay、ATMカードが必要)方法がありました。しかしこの方法では、平日午後3時30分以降と休日に取り扱える有人店舗が限られる、普通預金に残高がないと引き落とせないという欠点があります。このため、カシコン銀行ではバンコク首都圏の外国人が多く活動する場所(サイアム、カオサンなど)にある両替所を活用して一挙に解決することにしました。両替所なら、年中無休で夜も比較的遅くまで営業しており、現金支払いに対応することもできます。
 例えばカオサン・バンランプー地区では、カオサンセンター内とバディロッジホテル1階の両替所が8時まで。ランブトリビレッジ1階の両替所は夜10時(実質は9時40分頃)まで営業しており、バンランプー支店の閉店後、わざわざ公共バスに乗ってセントラルプラザピンクラオ支店やスアパ通り支店(チャイナタウン)まで決済に行く必要はもうありません。
 タイでアパートを借りていて、公共料金を自分で支払う必要のある在留者の方には朗報かもしれません。