2006年12月9日土曜日

オールワンのインターナショナル機能が消える!!

三菱東京UFJ銀行(東京都千代田区、全国銀行協会加盟)は9月18日付けで、旧UFJ銀行以来続けてきた新総合サービス「ALL ONE(オールワン)」 のサービス内容を一部見直しました。

最大の変更点はインターナショナルキャッシュカード機能の廃止。オールワンキャッシュカードにはVISAインターナショナルが提供している海外預金引き出しサービス「PLUS」をもれなく搭載してきましたが、9月18日以降に新規に申し込まれたカードには、PLUSマークがついていません。即ち、海外での預金引き出しができません。海外旅行中にオールワンカードを持っている方からインターナショナル機能の魅力を紹介されたバックパッカーが、今から新しく作ろうとしても、もう遅いんです。

既に発行されているオールワンカードについては今後も従来通り使用できますが、「オールワンICカード」に変更している場合、5年後の更新時にインターナショナル機能のないカードに切り替えられてしまう可能性が高く、現在お持ちのカードの期限までしか海外での預金引き出しが利用できない事態になります。これを回避するには、三菱UFJ-VISAカードか三菱UFJニコス(東京都文京区)発行のクレジットカード(「UFJ PREMIO」「UFJ VIASO」など)を作り、その海外キャッシング機能を使う必要が出てきます。

旅行や在外生活の資金を銀行キャッシュカードに依存している人はここ数年で増えており、オールワン利用者の他行、特に新生銀行への乗換えが大量に起こりそうです。