2006年2月13日月曜日

最悪!キキキハウス

 バンコク、カオサン通り裏のゲストハウス「キキキハウス」のオーナーが宿泊者に対してあまりにも強権的とも自虐的とも取れる態度を見せて、トラブルを連発、大きな非難を浴びています。

(1月5日)
 オーナーとトラブルになった中国人男性が逆ギレし、オーナーの携帯電話を破壊。警察に通報して引き渡しました。
 後日、取り調べを受けて戻ってきたこの男性は隣のママズゲストハウスに宿を移し、1週間ほどで中国に帰国していきました。

(2月11日)
 キキキハウス3に泊まっていた日本人女性が鍵の受け渡しをめぐって出入り禁止処分に。

女性「出入り口の鍵を受け取っていないんですが」
オーナー「鍵は渡したはずだ」
女性「ちょっと待っててください…ありました。すいません」
オーナー「ありましたぁ? 何その態度。渡したものを渡していないだなんて、私に対してケンカ売る気? そもそも泊めてやってるのにその口のきき方は何だ? 出ていけ!」 
女性「すいませんって言ってるのに酷すぎる」
オーナー「知るか! 2度と顔見せるんじゃねぇぞバカ野郎!

 すぐに荷物をまとめてフレンドゲストハウスに移動したのは言うまでもありません。



(2月24日)
 以前宿泊した事のある日本人男性が、BG(ビーマンバングラデシュ)成田行き1年オープン往復航空券を見積もりに来たところ

オーナー「今どこに泊まっていますか?」
男性「川沿いのとこなんですけど」
オーナー「なんでうちを再び選んでくれなかったの? 私が気に食わないとでも言うの? OK、13,500Bt.(4万500円)ね」

 宿泊経験者であっても裏切ったら容赦なしという態度には呆れを通り越して怒りすら覚えたとのこと。
しかも、出してきた金額はカオサンの平均的相場よりも500Bt.以上高く、クレジットカードの手数料率も高く言われたことから、結局ナイストラベル(ママズ隣)で購入したそうです。

 現在、キキキハウスは周辺の他のゲストハウスや旅行代理店から総スカン状態となっており、ママズやフレンドの宿泊者がトラベラーズロッジやさくらハウス、PCといった他の日系宿にも(キキキの)悪評を立てて回り、それらの常連が多数味方についてしまっているとのこと。また、12月にオープンしたばかりのキキキハウス3はロクに掃除をしていないらしく、宿泊者からは「オープン2ヶ月足らずとは思えないほどの汚さ」だという声が上がっているそうです。
 片言の日本語で「ニホンジンダイスキデス」などとほざいているのを後目に、日本人客は日々遠のいているらしく、ファラン(欧米人)至上主義が強まる傾向。現在は7割方欧米人専用と化しています。

(4月28日追加)
 日本人男性がチェックアウト後、荷物を預けているのにオーナーは無視して家族4人で食事に出かけてしまい、隣のフレンドゲストハウスの宿泊者に泣きつく始末。

男性「キキキハウス2に荷物を置いてるのに鍵をかけられてしまって… 今日9時には出ないといけないのに」
フレンド宿泊者「申し訳ないけどキキキハウスの宿泊者は助けられない」
男性「…(半分泣きが入る)」

 結局、部屋で寝ていたファランが起きて来て外に出る際に事情を説明し、荷物を出してもらったものの、その際にも一悶着あったらしくお話にならない状況。荷物の中にはパスポートや航空券も入っていて、もしファランが出てこなければ今日の帰国を諦めなければならなかったようです。その場合、「チェックアウトしたら自分の荷物を出すのは当たり前だろ。あんたが悪い。キキキハウスでチケット買ってから出直せ」の一点張りになるのは予想でき、日本までの片道航空運賃12,000Bt.を事実上ボッタクろうという意図が誰の目から見てもわかります。

宿泊者「総スカンかぁ。彼は運がなかったとしか言いようがないなぁ…」