インドネシア・エアアジアX(XT=INX、ジャカルタ)は5月から、成田~ジャカルタ(スカルノハッタ)線に就航すると発表、航空券の販売を開始しました。同社にとっては、昨年5月に就航した成田~デンパサール線に続く2本目の日本路線。これまでガルーダインドネシア航空(GA=GIA)を主に利用していたインドネシアからの訪日客を主な客層と見込みます。
XT407 CGK2350~NRT0910+1 DAILY
XT408 NRT1130~CGK1720 DAILY
(機材はエアバス333 プレミアムフラットベッド=ビジネスクラス12席、レギュラーシート=エコノミークラス365席)
日本とインドネシアを結ぶ路線のうち、ジャカルタ線はこれまでビジネス客が中心で、観光客は最大の観光地バリ島にあるデンパサール(グラライ空港)への直行便に流れる傾向がありました。インドネシアエアアジアXもご他聞に漏れず、最初はデンパサールがハブということもあって成田~デンパサールから日本路線の運航をスタートさせました。ジャカルタへはデンパサールでインドネシアエアアジア(QZ=AWQ)の国内線に乗り継ぐ必要がありましたが、現地では当初から成田~ジャカルタ直行便の希望があったと見られ、今回、成田~デンパサール線が軌道に乗ったことを受けた次のステップとしてジャカルタ線の開設が決まったものです。
日本航空(JL=JAL)、ANA(NH)の日系大手2社は共に日本人ビジネス客を主な客層と想定した政策を取っていますが、インドネシアエアアジアXでは、日本へのビザなし渡航が可能になったインドネシア人観光客を主な客層と見込みつつ、日本人観光客の開拓にも力を入れます。
日本航空(JL=JAL)、ANA(NH)の日系大手2社は共に日本人ビジネス客を主な客層と想定した政策を取っていますが、インドネシアエアアジアXでは、日本へのビザなし渡航が可能になったインドネシア人観光客を主な客層と見込みつつ、日本人観光客の開拓にも力を入れます。