小田急電鉄(東京都新宿区、東証1部上場)は、社会のキャッシュレス化に対応した施策として交通系電子マネーに続いて、クレジットカードにもフレンドリーな体制を確立しました。JR6社は全線クレジットカードで乗車券を購入できますが、私鉄でここまでのレベルを構築したのは関東初。自社でクレジットカードを発行している故にできる、最強のサービスです。
小田急線全駅の自動券売機(交通系ICカードチャージ専用機を除く)は、VISA、MasterCard、AMEX、Diners、JCBの主要5系列と、小田急が2005年まで発行していた『OPクレジットハウスカード』(旧小田急フリーカード)に対応しています。他社では自社系のクレジットカードのみ対応で、購入できるのも定期券だけというところが多いものの、小田急では普通乗車券、回数券、特急券、定期券、フリーパス(企画乗車券)に至るまで、ほとんどの商品をカードで決済することができます。