成田国際空港(千葉県成田市)は、東京都心から60km以上離れている上に深夜の足が不便なため、特に早朝便に乗る人は移動を考えなければなりません。以前は周辺のホテルに前泊するしかありませんでしたが、最近、空港内の一般エリアに仮眠もできる大きな待合室ができました。
第2ターミナルの一番北側、第3ターミナル寄りのところにある
『北ウェイティングエリア』がそれです。第3ターミナル開設とほぼ同時にオープンしたため、天井の配管がむき出しになっているなどの簡素な作りになってはいるものの、横になることができるシートや畳敷きの一角などもあり、東京駅を午前1時以降に出る東京シャトルやTHEアクセス成田の深夜便で都内から来て、朝まで仮眠しながらスタンバイするという使い道ができます。成田を朝に出発するタイエアアジアX(XJ=TAX)601便やScoot(TZ=SCO)291便といったバンコク行きのLCC便に搭乗するため前夜に東京へ入られる方は、この方法を使えば、かなり有効に時間を使えます。ただし、防犯の関係上ウエイティングエリアに一番近い北側入口は深夜・早朝は閉鎖されており、200m程歩いた中央ドアから出入りしなければなりません。
構内には自動販売機やトイレ、ノートパソコン・スマートフォンなどを充電できる電源といった設備が整っており、空港内全エリアを網羅している無料WiFiも利用できます。第2ターミナルではセブンイレブンと牛丼の𠮷野家も24時間営業しているので、暇つぶしの材料や食事に事欠くこともないでしょう。快適に寝たいのであればカプセルホテルの
『ナインアワーズ』もありますが、最低限寝られればという方であれば無料で利用できる北ウェイティングエリアがおすすめです。
https://www.supportasia.com/2017/02/blog-post_28.html成田空港で夜明かしなら北ウェイティングエリアへ!