国立中央銀行(BOT、プラナコン区)は、1992年から流通してきた最高額の1,000Bt.紙幣を新デザインに切り替えると発表しました。新紙幣は21日(金)から各商業銀行の窓口・ATMなどで流通します。
新1,000Bt.紙幣の基本的なデザインは、2012年の50Bt.を皮切りに発行された現行の「シリーズ16」と通称される紙幣に準じますが、地色は黄色をベースに茶色がかったものとなります。
1,000Bt.紙幣は1992年(仏暦2535年)から発行され、1999年(仏暦2542年)に現行デザインの紙幣が登場。2005年(仏暦2548年)には偽造防止のためのホログラムを入れるマイナーチェンジを行い、以来10年に渡り親しまれてきましたが、他の種類の紙幣とデザインを合わせるとともに、偽札の増加にも対応するため変更に踏み切ると、中央銀行では説明しています。