2015年6月26日金曜日

Peachが羽田初上陸!関空~台北は1日3便に

Peach(MM=APJ、大阪府田尻町)は8月7日から、東京羽田~台北桃園線の新規展開と関空~台北桃園線の増便を同時に発表しました。近日中にWebサイトで航空券の販売を開始するとしています。

《8月7日から有効》
MM029 KIX2105~TPE2255 月曜除く週6便運航
MM022 TPE0915~KIX1255 火曜除く週6便運航

《8月8日から有効》
MM1028 TPE0030~HND0445 火曜除く週6便運航
MM1029 HND0555~TPE0830 火曜除く週6便運航

《10月25日から有効》
MM1028 TPE0040~HND0440 DAILY
MM1029 HND0550~TPE0840 DAILY

(機材はエアバス320 普通席=エコノミークラスのみ180席)

羽田~桃園線は、Peachにとって初めての羽田空港路線です。ハブ空港の関空や那覇からの国内線ではなく、国際線での参入としたのは、早朝深夜時間帯の国際線の発着枠に空きがあるためで、台北桃園を発着地に選んだのは、関空・那覇からの既存路線のネットワークが生かせるのが最大の理由に他なりません。その証拠に、現在毎日2便運航している関空~桃園線もセットで増便するのは、羽田線の機材繰りを兼ねています。

井上慎一CEO(他社の社長に相当)は発表記者会見の席上、

「羽田発は朝5時55分と早いため、東京・神奈川両都県の主要駅を午前3時台に発車する早朝バスでの羽田入りを想定している。これなら午前4時過ぎには羽田国際線ターミナルに着ける」

と述べています(前記事「羽田1時発の深夜バスが7便に増える」参照)

なお羽田便は時間が時間だけに、桃園空港で他のLCCに乗り継いで東南アジア諸都市へ移動するには使いにくく、メインターゲットはあくまでも日台間の単純往復。バックパッカーが利用するには、台湾である程度の滞在をする旅程が必要になってきます。

MM1028便には、セブパシフィック(5J=CEB)312便でマニラ、クアラルンプールからはAirAsiaX(D7=XAX)376便で同日乗り継ぎができますが、セブパシ312便は週3日しか運航していないため日程を考える必要があります。