大手ブログメディアのGigazine(運営会社:OSA=オーエスエー、大阪市西淀川区)が、5月25日付で在外同胞にとって非常に気になる記事を掲載してきました。
「iOS9はiPhone4sを含む古いデバイスにも最適化され、脱獄不能になる可能性もアリ」
簡単に言うと、アップル(アメリカ・カリフォルニア州クパチーノ市、NASDAQ上場)が近く発表するとみられるiPhone・iPad用次期OS『iOS9(アイオーエスナイン)』では、従来できていたユーザーやショップレベルでのSIMロック解除ができなくなる恐れがあるという訳です。
《正規SIMフリー版は対策不要》
アップルは、国によってはSIMロックフリーのiPhoneを正規ルートで供給しています。タイ向けの場合、true(ホイクワン区、SET上場)だけで販売された3GSの一部にSIMロックがかかっている以外は、4以降の全世代がSIMフリーで販売されています。iPhone4s以降の正規にSIMフリーとなっているモデルでは、もちろん対策は不要です。日本で販売されたiPad、iPad Miniは、日本でのみSIMロックが有効になる仕様のため、海外だけで使う分には対策は不要。国内他社へのMNPを検討されている方は、当然脱獄しなければなりませんが。
ちなみに、iPhone5Sでは2013年11月から、iPad with Retina、iPad Air、iPad Mini Retinaは2014年7月1日から、iPhone6、6Plus、iPad Air2、 iPad Mini3は発売時点から、それぞれ日本国内向け正規SIMフリー版が用意されていますが、いずれもAppleオンラインストアでの通信販売に販路を絞っています。
《iPhone4sのau版は脱獄不可》
ただし、iPhone4sをSIMフリーにすると、正規か脱獄かに関係なくCDMA20001X WINの電波形式に対応しなくなるため、日本のauや韓国のLGU+といったCDMA 1X系の3Gキャリアで使うには、SIMロックがかかった状態でなければなりません。auでは4sから販売を開始したため、今でも使っている方は多いはずです。
au版iPhone4sを海外に持ち出す場合は、SIMカードと本体の間に差し込む『SIMゲタ』とよばれる特殊なアダプターを使うことが必須です。どうしても脱獄する場合は、日本帰国後にauの電波で使うのを諦める覚悟を求められます。NTT docomoやソフトバンクにMNPするか、auの電波に見合う新しいスマートフォンを用意するか。その際に、au対応のグローバルスマホを探すのであれば注意が必要です。安いからと言って初代Zenfone(ASUS)を買うとauの電波に対応しておらず、Zenfone2は技術基準適合証明(技適)の関係でauのSIMカードを差すと電波法違反になってしまいます。
《脱獄済みの機械ではアップデートをしない》
iPhone4s以降の機種を、日本のキャリアからSIMロックありで購入後に脱獄した方は、現行のiOS8を最後にして、以後は安全が確認できるまでアップデートしないのが当面考えられる最善の策です。iOS9にアップデートすると、SIMロックが復活(『再入獄』)してしまい元に戻せなくなる可能性があるためです。
《古いiPhoneは対策不要》
iPhoneといっても、3GSと4を未だに使われている方は対策は不要です。3GSではiOSのバージョンが9の3世代前にあたる『6』まで、4は2世代前の『7』までしか対応しておらず、以降のバージョンはインストールすらできないためです。
アップルは、国によってはSIMロックフリーのiPhoneを正規ルートで供給しています。タイ向けの場合、true(ホイクワン区、SET上場)だけで販売された3GSの一部にSIMロックがかかっている以外は、4以降の全世代がSIMフリーで販売されています。iPhone4s以降の正規にSIMフリーとなっているモデルでは、もちろん対策は不要です。日本で販売されたiPad、iPad Miniは、日本でのみSIMロックが有効になる仕様のため、海外だけで使う分には対策は不要。国内他社へのMNPを検討されている方は、当然脱獄しなければなりませんが。
ちなみに、iPhone5Sでは2013年11月から、iPad with Retina、iPad Air、iPad Mini Retinaは2014年7月1日から、iPhone6、6Plus、iPad Air2、 iPad Mini3は発売時点から、それぞれ日本国内向け正規SIMフリー版が用意されていますが、いずれもAppleオンラインストアでの通信販売に販路を絞っています。
《iPhone4sのau版は脱獄不可》
ただし、iPhone4sをSIMフリーにすると、正規か脱獄かに関係なくCDMA20001X WINの電波形式に対応しなくなるため、日本のauや韓国のLGU+といったCDMA 1X系の3Gキャリアで使うには、SIMロックがかかった状態でなければなりません。auでは4sから販売を開始したため、今でも使っている方は多いはずです。
au版iPhone4sを海外に持ち出す場合は、SIMカードと本体の間に差し込む『SIMゲタ』とよばれる特殊なアダプターを使うことが必須です。どうしても脱獄する場合は、日本帰国後にauの電波で使うのを諦める覚悟を求められます。NTT docomoやソフトバンクにMNPするか、auの電波に見合う新しいスマートフォンを用意するか。その際に、au対応のグローバルスマホを探すのであれば注意が必要です。安いからと言って初代Zenfone(ASUS)を買うとauの電波に対応しておらず、Zenfone2は技術基準適合証明(技適)の関係でauのSIMカードを差すと電波法違反になってしまいます。
《脱獄済みの機械ではアップデートをしない》
iPhone4s以降の機種を、日本のキャリアからSIMロックありで購入後に脱獄した方は、現行のiOS8を最後にして、以後は安全が確認できるまでアップデートしないのが当面考えられる最善の策です。iOS9にアップデートすると、SIMロックが復活(『再入獄』)してしまい元に戻せなくなる可能性があるためです。
《古いiPhoneは対策不要》
iPhoneといっても、3GSと4を未だに使われている方は対策は不要です。3GSではiOSのバージョンが9の3世代前にあたる『6』まで、4は2世代前の『7』までしか対応しておらず、以降のバージョンはインストールすらできないためです。