タイガーエア台湾(IT=TTW、桃園市)は、今年4月に就航した成田線に続いて、大阪・関西国際空港と那覇空港への新規就航を発表、航空券の販売を開始しました。シンガポール航空(SQ=SIA)グループのLCCとしては既にScoot(TZ=SCO)が関空~高雄~チャンギ線を発表しているものの、台北・桃園空港発着の関空便は初めて、またタイガーエアのブランドでの両空港就航も初めてとなります。
《6月29日から有効》
IT230 TPE0630~OKA0900 月・木・日曜運航
IT231 OKA0950~TPE1040 月・木・日曜運航
《7月3日から有効》
IT210 TPE0640~KIX1010 DAILY
IT211 KIX2105~TPE2250 DAILY
(機材はどちらもエアバス320 エコノミークラスのみ180席)
両路線とも、日本側LCCのPeach(MM=APJ、大阪府泉佐野市)に加え、タイガーエア台湾の親会社のチャイナエアライン(CI=CAL)が毎日2便以上を運航していますが、桃園空港をハブとする中華民国国籍の会社であることを生かし、Peachやチャイナエアライン便よりも早い早朝に台北を発たせ、なおかつ関空ではチャイナエアラインの台北早朝発・深夜着便を補完する形として、台湾人を中心に乗客の獲得を目指します。ただし、桃園空港と台北市内を結ぶバスは24時間運行していることから、日本人のビジネス客も使えないことはありません。
ちなみに、同じタイガーエア台湾のバンコク(ドンムアン)~台北線へは往復とも同日乗り継ぎできますが、バンコク発の方が時間的に有利な接続が可能です。
IT506 DMK2025~TPE0055+1 月・火・木・日曜運航
IT506 DMK2350~TPE0420+1 水・金曜運航
(機材はエアバス320 エコノミークラスのみ180席)