2015年2月18日水曜日

エカマイ~トラート間の公社バス壊滅!民間便で代替

コンソン(特急バス公社、チャトチャック区)は1月28日付で中東部方面の路線のダイヤ改正を行いました。ロットゥー(ミニバン)への代替が進んでいることもあって大幅に減便されており、特にエカマイ発の路線は事実上壊滅となりました。

エカマイとトラートを結んでいた[41](パタヤ経由)はエカマイ早朝発とトラート昼発の合わせて1往復が残るだけとなり、[917](バイパス経由)はチャン島へのフェリーが発着するタマチャート桟橋に直行する1往復だけが存続しています。また、モーチット2発の[9908]も午前中2本と夜の1本だけに縮小されています。パタヤ・サタヒップ経由でチャンタブリ打ち切りだった[42]は運行がなくなりました。

(画像1:エカマイ~トラート線に就役していた公社のバス。減便と共に他路線へ転用された)

[917]には、エカマイを24時に出発する深夜便があり、朝一番でカンボジア国境を抜けようとする外国人バックパッカーも多数利用してきましたが、これも廃止になりました。しかし、民間委託大手のチャチャイツアー(チャトチャック区)は[917]の運行を続けており、エカマイ23時30分発の夜行便も健在(片道254Bt.)。今後、クロンコッコンやシアヌークビルといったカンボジアの沿岸部へ夜行で行こうというバックパッカーは、エカマイを従来より30分早く出る必要があります。

(画像2:チャチャイツアーのトラート行き1等バス。バックパッカーの利用も多い)