2015年1月30日金曜日

プノンペンの市内バス、3路線に拡充

プノンペン市政庁は昨年から運行を始めた市内バス路線の現状について、1周年を前に報告を行いました。プノンペンで発行されている中国語朝刊紙高棉(クメール)日報1月29日付が掲載しています。

それによりますと、プノンペン市内では現在3つの路線が運行されており、89カ所の停留所があります。そのうち、34カ所について市政庁が屋根つきの停留所を整備したとしています。

弊誌Traveler's Supportasiaで昨年11月に取り上げたのは、市内を南北に貫く目抜き通りのモニボン通りを走る[01]でした。この路線は市内南部にある北朝鮮系レストラン『平壌冷麺館』の前を通るので、これだけでも外国人旅行者にとっては大きな改善だったのですが、あとの2路線はどこを通るのでしょうか。

[02]系統は70ストリートから273ストリート、金日成通りを経て毛沢東通りに至る外環状的なルートで、外国人にはあまり関係がないとみられます。ただし、オールドスタジアムで[01]系統から乗り換えできるので、70ストリートに少数残っているとされる置屋へも行こうと思えばバスだけで行くことができます。

[03]系統は前の記事でもさわりだけ触れましたが、ポチェントン空港近くの車庫から空港前のロシア通り(国道4号線)をひたすら東へ進み、セントラルマーケットの近くをかすめてリバーサイドにも近いオールドマーケット(プサーチャー)まで行きます。空港内に入るタクシーやトゥクトゥクは片道US$7(約220Bt.)なので、バンコクエアウェイズ(PG=BKP)やタイエアアジア(FD=AIQ)便でプノンペンに到着したバックパッカーが市内中心部へ行くのに、使い道がある可能性もあります。