2014年10月30日木曜日

移転改称で「ロイヤルプノンペン病院」誕生

プノンペン最大の外資系病院として知られていた『ロイヤルラタナック病院』が、今年10月1日付で新築移転し名称も『ロイヤルプノンペン病院』に改められました。

ロイヤルラタナック病院は、タイ最大の私立病院ネットワークとして知られるバンコク病院グループ(正式社名:バンコクドゥシットメディカルサービシーズ バンコク首都圏ホイクワン区、SET上場)の系列として、2007年に開業した病院です。

当初は既に埋め立てられてしまったボンコック湖の西側、592ストリートという辺鄙な場所にありましたが、手狭になったとして、市内からポチェントン空港へ向かう国道4号線(ロシア通り)沿いに建物を新築。移転にあたって、施設名も変更したものです。

(画像2:埋め立てられたボンコック湖跡を縦断する道路)

カンボジア有数の規模を持つ私立病院として、バンコク病院グループ譲りの高度な医療技術とホスピタリティで外国人や現地富裕層の信頼に応えることを掲げています。日本人や日本語ができるスタッフはまだいませんが、日本の旅行傷害保険によるキャッシュレスサービスには早くも対応しているとのこと。カンボジアで急病になっても、プノンペンで手に負えずホーチミンシティやバンコクまで緊急搬送という事態は激減することになりそうです。

なお現在はソフトオープン中のため、旧ロイヤルラタナック病院の電話番号で問合せなどを受け付けています。

+855-23-991000