2014年6月4日水曜日

3大観光地の夜間外出禁止命令解除

プラユット・チャンオチャ平和秩序評議会議長(陸軍司令長)は3日夕方の記者会見で、外国人観光客の多い観光地に限って夜間外出禁止命令を解除すると発表しました。

対象はパタヤのあるチョンブリ県バンラムン郡と、サムイ島のあるスラタニ県コサムイ郡、そしてプーケット島(プーケット県全郡)です。これらの地域は外国人観光客が多く、なおかつ5月22日のクーデター以後、反対勢力の活動がほとんどなかったことを評価、解除に踏み切ることにしました。

バンコク首都圏については、反対勢力がいつどこで動くかわからないとして解除を見送るものの、深夜0時1分~4時までに短縮。閉店時間の早い日本料理店などでは通常営業を行う店も出ています。BTS・MRT・エアポートリンクといった軌道系交通機関は始発地23時の電車まで運行しており、徐々に普段通りの生活へと戻りつつあります。