2014年5月27日火曜日

Peachの独走に待った!香港EXP大阪線毎日2便へ

香港エクスプレス(UO=HKE)は、7月19日から香港~関空線を毎日2便に増強すると発表、追加分の航空券販売を開始しました。現在週4便運航している関空発深夜便をデイリーとするもの。日本と香港の双方から夜行で移動が可能となり、同一路線で先行するLCC、Peach(MM=APJ、大阪府泉佐野市)の独走に待ったをかけます。

《7月19日から有効》
UO688 HKG2015~KIX0055+1 DAILY
UO689 KIX0135~HKG0435 DAILY

(機材はエアバス320 エコノミークラスのみ174席)

Peachが運航している関空夜発のMM067便は、香港に深夜に到着。折返しのMM068便が夜行となって、朝一番で関空に着きます。香港エクスプレスは逆に香港を夜発って、関空に深夜着、折り返し関空発が夜行になる訳です。
このスケジュールなら、往路関空発が香港EXP、復路香港発はPeachで組み合わせて、関空と香港の間を往復夜行で移動できます。香港発なら往路Peach、復路が香港EXP。日本と香港・中国の双方で目一杯の時間を仕事に充てることができます。

また、Peachは現在有効の夏スケジュールで運航乗務員不足により欠航する便が相次ぐため、香港EXPは「鬼の居ぬ間に」何とかとばかりにPeachからの乗客転移を狙うという意図もあります。

ただし、UO688便は関空が深夜着のため、イミグレを出る頃にはJR西日本、南海電鉄共に電車の運転が終了しています。関西空港交通(KATE、大阪府泉佐野市)の梅田行きリムジンバスは午前1時30分発があるものの、万が一遅延などで逃してしまうと南海バス(大阪府堺市)の午前1時50分発深夜バスでりんくうタウン駅・南海泉佐野駅までしか出られなくなってしまいます。