2014年5月14日水曜日

タイへの入国審査がどんどん厳しくなる!!

(この項、Victer Chiさん/プラカノン区 からの投稿です)
前記事「韓国人の陸路ビザランが不可能になった!?」の続報です。今回の規制、在タイの韓国人社会ではかなり深刻な問題と受け止められており、対策が検討されています。

タイ国韓国人会では、3月14日付の通達で陸路国境からの出国が事実上できなくなったのを受け、移民庁の担当官を呼んで説明会を行うといった策を打っています。それによりますと、

・ビザなしでの入国にあたっては所持金の確認が行われる。空港では10,000Bt.、陸路国境では20,000Bt.相当以上の外貨現金を所持していない場合、入国拒否の可能性がある。
・空路で入国する者はタイを出国する航空便の予約証明書を確認する。その際も入国に使ったのと同一の航空会社で本国の出発地へ戻る便であることが望ましいが、第三国への出国でも良い。
・在留目的が観光の場合、行先の地方都市ないしは観光地を説明できる程度の地理の知識を問うことがある。
・陸路での出入国については、カンボジアとの国境においてACMECSシングルビザを使う分には問題ないが、それ以外は制約の対象になる。

ということです。我々韓国国籍者はビザなしで90日間の在留が認められている分、60日間有効の正規観光ビザが通常ならば発給されないというリスクを抱えているので、今回の規制は非常に痛いのです。