アジアンエア(FZ=DEX、チャトチャック区)は、3月15日(土)からバンコク(ドンムアン)~成田間の定期チャーター運航を開始すると発表しました。他の定期航空会社や既に就航しているジェットアジア(JF)、アジアアトランティックエアラインズ(HB)と異なり、チャーター便の優先利用が可能なドンムアン空港を使用します。また、LCC(格安航空会社)大手のタイエアアジア(FD=AIQ)と名前が似通っているため、間違えないように気を付けないといけません。
FZ8994 DMK0145~NRT0845 火・木・土・日曜運航
FZ8995 NRT1500~DMK2000 火・木・土・日曜運航
(機材はB762 エコノミークラスのみ238席)
※3月15日のFZ8995便はフェリーフライト(回送)のため、一般客の搭乗はできない
アジアンエアは昨年設立された新規のチャーター専門航空会社で、今回の成田線が初めての路線。ビザなし渡航が解禁された日本への旅行需要が前年比3割以上という著しい伸びを見せるタイでは、既存の定期航空会社による座席の供給が追い付かなくなることが予想されており、昨年だけで2社(ジェットアジア・アジアアトランティック)が新規参入しました。しかし、いずれの会社もスワンナプーム空港を利用しており、チャーター便に対する優遇政策があるドンムアン空港発着の便はこれまで存在しませんでした。2006年9月のスワンナプーム開港時以来のドンムアン発着成田便の復活ということになります。
当初はタイ側からのパッケージツアーを中心に販売し、ソンクラーン明けの4月下旬以降準備が整い次第日本での販売を行うとしています。既に代理店(GSA)も指名されています。
(同)パシフィックワールド
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