2013年10月10日木曜日

iOS7+特定のSIMで障害が出た!

アップル(アメリカ・カリフォルニア州クパチーノ市、NASDAQ上場)がiPhoneの新モデル『5S』『5C』と共に送り出した新OS『iOS7』。しかし、既存のiPhoneユーザーからは、バージョンアップすると障害が出たり、最悪の場合は使えなくなることもあるという声が上がっています。

海外で購入されたSIMフリー版のiPhone用として、日本通信(b-mobile、東京都港区)が発売している『データ通信専用SIM』と、海外で正規購入したSIMフリー版、またはソフトバンクモバイルから購入し脱獄済みのiPhone4を組み合わせて使っているユーザーは特に注意が必要。『b-mobile データ専用SIM』の入ったiPhone4を、iOS7にアップデートすると、3G/GSM携帯電話網経由のデータ伝送ができなくなってしまいます

永遠名誉董事長・下川裕治は、海外取材のお供にノキアの携帯電話とiPhone4の2台持ちをしています。ところが、

「b-mobileを使っていて、やられた。iPhone4をiOS7にアップデートしたら通信できなくなってしまった」

と言ってふくちゃん軒にやってきました。b-mobileのHPを確認すると、ありました。

「データ通信専用SIMの場合 SIMロックフリーiPhone 4およびiPad 2において iOS 7にアップデートすると通信ができなくなる現象が発生しています」

下川は、これを知らずに手持ちのiPhone4をiOS7にアップデートしまったという訳。

「音声通話もできる『スマホ電話』SIMカードをもう1枚作って、差し替えれば解決できたという報告もあるらしいが、そのためにわざわざもう1回線契約すると3,000円。設定完了後に即時解約すれば解約料8,000円も取るという。何とも馬鹿げた話だ」

と呆れていました。スマホ電話SIMを使って解決できても、変更された通信情報が突然消えたり、環境に依存するケースもあるということで、何とも手の打ちようがないと言っています。

「最悪の場合、MBKセンターのサービス店に持って行って、iOS6をダウングレードインストールすることも考えている」

という始末。当の日本通信も手を焼くこの事態、いつになったら解決の糸口がつかめるのか、気になるところです。