タイ国際航空(TG=THA チャトチャック区、SET上場)は今日8月26日から、機内(客室)への動物の持ち込みをほぼ全面的に禁止する措置を取ります。乗客と共に機内に入れるのは、身体障がい者の活動をサポートするため特別に訓練された犬(盲導犬・聴導犬・介助犬)に限られ、しかも事前にTHAI本社(チャトチャック区)に連絡して許可を受けることが必要です。
(画像2:ブルドッグは飛行機で運びにくいイヌの代表格。写真協力:天才プロデューサーさん/ワッタナ区)
盲導犬・聴導犬・介助犬を機内に入れる必要がある場合は、THAI本社コールセンター(02-356-1111)か最寄りの支社でリコンファームが必要です。リコンファームの際に申請をして、THAI本社旅客部の許可を受けなければなりません。日本で手続きする場合は土曜・日曜・祝日を除いた2営業日前まで、バンコクでの手続きの場合は出発の48時間前までに連絡をして手続きを始めなければいけません。
なお、2009年6月5日付貨物部通達で受託が停止になった短頭種犬については、現在でも規制解除の見込みが全く立っていません。このため、機内持ち込みができなくなる次の種類のイヌは、THAIの定期便で送ること自体できなくなります。
・ボクサー
・シーズ・アメリカンスタッフォードシャーテリア
・スタッフォードシャーテリア
・ボストンテリア
・ブルテリア
・キングチャールズスパニエル
・チベタンスパニエル
・ブリュッセルグリフォン
・チャウチャウ
・パグ
・ダッチパグ
・チャイニーズパグ
・チン
・ペキニーズ
・ブルマスティフ
・ラアサプソー
・シャーペイ
・ブルドッグ
・フレンチブルドッグ
これらの種類をどうしても運ばなければいけない場合、規定のガイドラインに沿った準備をすることを条件に通年受け入れが可能なユナイテッド航空(UA)に選択肢が事実上限定されてしまいます。