2013年7月9日火曜日

羽田空港発立川行き深夜バスの時間繰り上げ

京浜急行バス京浜島営業所(東京都大田区)は明日7月10日から、空港バス「羽田空港~立川駅・拝島車庫」線のダイヤ修正を行います。国際線24時10分発だった深夜バスの時間が繰り上がり、通常料金での運行に変わりますが、羽田に深夜に到着する一部の国際線便で接続が危なくなる可能性があります。乗り遅れは許されません。

[画像:パートナーのシティバス立川(東京都立川市)が運行する車。深夜便は京浜急行バスが担当する]

羽田空港~立川線は2010年10月の新国際線ターミナル開業と同時に深夜バスが設定されましたが、これまでは国際線始発でJR立川駅に直行する形態だったため、AirAsiaX(D7)522便やタイ国際航空(TG)660便、そしてシンガポール航空(SQ)634便で到着した人が主な対象でした。改正では、出発時間を35分繰り上げて23時35分とし、国内線第1・第2ターミナルも経由するため、日本航空(JL)、ANA(NH)、スターフライヤー(7G)、スカイマーク(BC)の国内線最終便にも接続ができるようになります。

ただし、AirAsiaX522便とTG660便は到着が遅れた場合、立川行きの最終バスに接続できなくなる可能性が出てきます。また、SQ634便は定刻が23時で、入国審査や税関に時間を取られると間に合いません。

もし乗り逃した場合、午前0時15分に出る調布・府中経由国分寺駅行きの深夜バス(京王バス東調布営業所=東京都調布市 が担当)を使い、終点の国分寺駅(東京都国分寺市)からタクシーを飛ばさなければならなくなります。

午前0時発の新宿駅行きの最終バスに乗れたとしても、新宿0時41分発のJR中央線高尾行き最終各駅停車には乗り換え時間が6分しかなく乗り場までの距離を考えるとほぼ絶望。そうなると電車しかなくなり、京浜急行羽田空港国際線ターミナル駅23時42分発のエアポート急行品川行きが事実上のリミット。終点の品川では午前0時11分発の山手線に乗り換え、新宿駅10分の待ち合わせで中央線の最終高尾行きにつながり立川・八王子方面へ帰れます。

シンガポールから立川市方面に帰られるお客様は、羽田に朝到着するSQ636便の利用を考えるのも一つの選択肢かもしれません。