日本航空(JL=JAL 東京都品川区、東証1部上場)の植木義晴社長は4月30日の記者会見の席上、バッテリーのトラブルで運航を止めていたB788型機を6月以降、実戦に復帰させると述べました。また、運航再開後の機材計画についても発表し、東南アジアではシンガポールに続いて12月にバンコク線への投入が予定されていることが明らかになりました。
バンコク線は、羽田発着毎日1往復と、成田発着毎日2往復のうち1往復を現行のB763ERからB772に機材変更します。羽田線と成田線の1往復ずつが対象となるのは、両路線でたすき掛け式の機材繰りが組まれているためです。羽田からのJL033便でスワンナプーム空港に到着した機材が折り返し成田行きJL708便となり、成田発JL717便の機材はその日のJL034便となって羽田空港に戻ってきます。
残る成田線の1往復は、 B788とB772を曜日によって使い分け、きめ細かい需給の調整を狙います。
《12月1日から有効》
JL707 NRT1805~BKK2240 DAILY
JL718 BKK0020~NRT0835 DAILY
(成田発月・火・木・土曜日、バンコク発火・水・金・日曜日:機材はB788 ビジネスクラス42席、エコノミークラス144席
成田発水・金・日曜日、バンコク発月・木・土曜日:機材はB772ER ビジネスクラス28席、エコノミークラス284席)
JL033 HND0135~BKK0605 DAILY
JL717 NRT1100~BKK1535 DAILY
JL034 BKK2145~HND0600+1 DAILY
JL708 BKK0810~NRT1625 DAILY
(機材はB772ER ビジネスクラス56席、プレミアムエコノミー40席、エコノミークラス149席)