ANA(NH)は、自社マイレージプログラム『ANAマイレージクラブ(AMC)』の会員に発行している電子マネー兼用カード『AMC Edyカード』の券面を一部変更しました。Edy電子マネーの運営会社、ビットワレット(東京都品川区)がeコマース大手の楽天(東京都品川区、東証JASDAQ上場)に買収され、社名を「楽天Edy」に変更したことによる措置とみられます。
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AMCカードはいわば「顧客の一番身近にあるANA」。あくまでもANAという航空会社のアイゼンティティを示すもので、その表面にANA以外の会社の社名が入るのはいくら電子マネーのシステム名がそうであるからとはいえどうかという判断が働いたのではないかと董事長ふくちゃんは分析します。
ちなみに、AMC楽天Edyカードは海外地区会員でも無料で発行を受けることができます。ANAでは日本国内線でICカードや2次元バーコードをインターフェイスにしたeチケット制度を導入しており、国際線からの乗り継ぎ客でも国内線区間の搭乗にはAMC楽天EdyカードなどのICカードが必要とされるためです。最寄りのANA海外支店で発行申請をすると、約1カ月程で日本本社から登録住所にカードが郵送されてきます。