千葉県北西部で路線バス事業を行っている平和交通とあすか交通を傘下に持つ、ビィートランセホールディングス(千葉市稲毛区)は、成田国際空港と東京駅を結ぶリムジンバスに参入することを決めました。8月10日から運行を開始するバスは、先に運行を始めた京成バスの「東京シャトル」の向こうを張って『THEアクセス成田』の愛称で売り込み、成田空港発着の格安航空会社(LCC)便を利用する旅行者を主な客層と位置付けます。
《8月10日から有効》
東京駅発 | 成田空港発 | |
5時 | 31 | |
6時 | 31 | |
7時 | 31 | 30 |
8時 | 30 | |
9時 | 31 | 30 |
10時 | 31 | |
11時 | 31 | 30 |
12時 | 30 | |
13時 | 31 | 30 |
14時 | 31 | |
15時 | 31 | 30 |
16時 | 30 | |
17時 | 30 | |
18時 | ||
19時 | 30 | |
20時 | 30 | |
21時 | ||
22時 | 30 |
何よりも注目すべきは運賃で、大人片道1,000円均一。東京発も成田発も関係なく、事前予約一切なし、当日飛び込みのニコニコ現金払い。成田発ではリムジンバス(東京空港交通)の3分の1、文句なしの最安値です。
京成バスの東京シャトルでは、オンラインやコンビニ端末で1ヶ月前までに予約するか、ジェットスタージャパン(GK=JJP)の航空券と同時に購入することを条件に片道1,000円としていますが、東京発のみとなっています。8月末まではデビューキャンペーンと銘打って大人も子供も一律800円の特売を行っているものの、9月以降は1ヶ月前を過ぎると、前日までの予約で1,500円、当日飛び込みでは2,000円。この運賃設定を見たビィートランセは、LCCの搭乗者がとにかく1円でも安い空港アクセス手段を探して飛びついてくると分析。成田空港駅から東京駅までのJR線普通運賃(1,280円)よりも安く都内に出る手段を提供する政策に打って出る決断をしたものです。