2012年7月16日月曜日

楽天スーパーポイントとライフマイルでAMCの四重取り!

前記事「ネットポイント戦略にポイントハブは絶対必須」を参考にしてポイントハブに登録したら、今度はそこにまとめるポイントを作っていく訳です。前記事「ブログのアフィリエイトをPexに払い出す」では、HPやブログを既に運営しているWebマスター向けのアフィリエイトについて触れました。今回以降は、一般消費者向けのポイントサイトからの払い出しについて述べていきます。

ポイントハブ「PointExchange」を運営しているリアルワールド(東京都渋谷区)は、自社でポイントサイトげん玉を運営している他、親会社のサイバーエージェント(東京都渋谷区、東証マザーズ上場)が運営していたライフマイルを引き継ぎました。ところがげん玉は日本国外在住者の入会を規約で全面禁止しており(会員規約6条)、ページによっては海外からのアクセスを弾く設定をしています。在外邦人には事実上縁がないどころか、短期の出張や旅行で海外に出ている間もポイント通帳にアクセスすることすらできない場合があり得ます。これを回避するには、少なくともパソコンからのアクセスの場合、日本に拠点のあるVPNやプロキシサーバを使って接続できるなど中級以上のインターネットスキルが必要です。

(画像1:げん玉へのリンクは日本国内からのアクセスに限り有効)

確かに日本国内向けのeコマースサイトを利用させるための宣伝が本来の趣旨なので、日本国外からのアクセスを禁止するのは理解できなくもないところもありますが、現時点では国内よりも海外に出ている時間が長いなどグローバルステージで活躍されている方が小遣いの足しにするには、げん玉はお勧めできるものではありません。もちろん、日本国内に在住され短期の旅行でしか海外に出ない方であれば、げん玉に入会して損はありませんし、eコマースサイト利用時の経由還元を得るなどむしろ積極的に取り組むべきです。

ライフマイルはこの手のポイントサイトで唯一楽天スーパーポイントへの変換ができることを逆手に取って、楽天グループのコンテンツの中でも主軸中の主軸である楽天市場を利用する機会の多いユーザーが、楽天スーパーポイントの二重取りに利用することに事実上特化した設計になっているのです。

ライフマイルから楽天市場にアクセスして商品購入の手続きをすると、通常商品価格の1%が楽天から還元されてくるのに加えて、同じ分のポイントがライフマイルに加算されて実質2%還元になります。例えば、1回に5,000円分の購入では楽天スーパーポイント50ポイントが付与されますが、約1ヶ月の審査期間を経た後にライフマイルにも500ポイント(10ポイント=1円相当)が付与され、これが5,000ポイントに達すると楽天スーパーポイント500ポイントに変換できるのです。

ただし、前記事「ネットポイントでマイルを安く調達する」でも述べた通り、楽天スーパーポイントは他社からの変換で獲得したポイントを他社のポイントに再変換することを認めていないので、ライフマイルから変換したマイルはANAマイレージクラブに変換できず、楽天グループ内で消費するしかありません。そこで、ライフマイルからは直接AMCに変換できることを思い出していただくと、効率よくマイルを獲得できます。

楽天での決済に使うカードをANAカードか楽天カードにすればさらに有利。ANAカードではショッピングマイル10マイルコースで100円=1マイル、さらに楽天市場がANAカードマイルプラスに加盟している(200円=1マイル)となるため、通常の楽天スーパーポイント、ライフマイルと合わせて実に四重取りできる計算。例えばビックカメラ楽天市場店でノートパソコンを3万円で注文しその決済をANAカードで行うとすると、

ANAカード 30,000÷100=300マイル
マイルプラス 30,000÷200=150マイル
楽天スーパーポイント 30,000÷100=300ポイント÷2=150マイル
ライフマイル 3,000ポイント=85マイル

合計685マイルが貯まるという訳で、1マイル当たりの単価は43.8円まで下がります。

多重取りをしても貯まった楽天スーパーポイントの使い道があまりない場合は、楽天ツールバー・スーパーサーチをこまめに利用してポイントの有効期限(最後にポイント獲得があった日から11ヶ月後の末日)を延長しながら、ライフマイルに加算された分はPointExchangeやPeXに払い出すのが賢い使い方です。