2012年5月21日月曜日

happyで3Gインターネットプランを購入する

タイの携帯2位、dtac(パトゥムワン区、SET・SGX上場)は昨年から本格的に3Gの電波を出すようになりました。iPhoneシリーズを販売している関係で会社側ではどうしても長期間ユーザーを繋ぎ止められるポストペイドサービスへの移行を進めたいところですが、プリペイドサービス「happy」でも、3Gでのインターネット接続を利用することができます。

 ただし、2009年以前に購入したSIMカードを現在も使い続けられている方は、お手持ちのSIMカードを最寄りのdtacショップで3G対応のカード(NTT docomoのFOMAカードや、ソフトバンクモバイルのUSIMカードに相当)に交換してもらう必要があります。この手続きを怠ると、従来通りのGSM方式でしかデータ伝送ができません。
 しかし、dtac 3Gはtrue moveと同じ850MHz帯を使用するため、日本から持ち込んだスマートフォンや、iPhone3GS、初代iPadでも3Gの電波を受けてくれるのがメリット。docomoの機種であれば手数料を払って正規にSIMロック解除できるので、タイに持ってきて使うなら、dtac 3Gは有力な選択肢になるといえます。

 事前に十分な残高をチャージして、お手元のスマートフォンにdtac 3G対応のSIMカードを差し込んだら、容量や有効期間ごとに決められたアクセス番号に発信して、パッケージ購入の手続きをするだけです。購入手続きが完了したら、すぐに3Gでのデータ伝送が始まります。

 有効期間1日のお試しパッケージが49Bt.。*104*29*9#とダイヤルして発信します。このパッケージでは、データ転送量が150MBまでは最高42Mbpsの高速データ伝送ができ、超えても384kbpsで無制限に使えます。e-mailで大容量の添付ファイルを受信したり、twitpicやFacebookに高画質の画像を何十枚もアップするような過酷な使い方をしなければ、これで十分でしょう。twitterでニュース関係のアカウントを複数フォローしていても、1日の転送量は合わせて10MBに満たないケースがほとんどです。

 1週間以内の短期滞在であれば、有効期間1週間で199Bt.のパッケージがあります。こちらは *104*28*9# と打ち込んで発信すれば購入できます。高速伝送ができる上限が1GBに拡大され、スマートフォンからのメールやtwitter、Facebookも最高速でガンガン処理。仕事がさくさく進み、余暇のYoutube動画もスムーズにダウンロードされることは確実です。

 バンコクに在住している方であれば、有効期間1ヶ月、高速伝送上限3GBで650Bt.のプランもいいかも。*104*23*9# と叩き込んで発信しましょう。