昨日2日の段階でカセサート交差点を越え、チャトチャック区内を南下していた大洪水の本流が今日3日朝、ラチャダピセーク通りとパホンヨーティン通りがぶつかるラチャヨーティン交差点に到達しました。
(画像1:2日午後、まだ水が来る前のラチャヨーティン交差点)
現在は交差点を軸にして東側は司法合同庁舎前、西側はSCBパークプラザ(タイパニ=サイアムコマーシャル銀行本店営業部)、南側はゾウビル前まで来ており、最悪、明日にもセントラルプラザラップラオ店やPTT(石油公社)本社、BOI(政策投資委員会)本部に達してしまう恐れがあります。
(画像2:ついに水が来てしまった… キャプローグから転載しました)
民間委託バス大手「プレミアマネジメント」(プラウェート区)は、首都圏バス公団から運行を受託している市内バス路線のうち被災地のランシットを拠点にしている[29](タマサートランシット~ファランポーン駅)と[504](ランシット~タノントック)を運休とし、車両を避難させました。[504]で使用している車は、[40](バンクンノン交差点~ラムサリ交差点)や[558](スワンナプーム空港~ケーハトンブリ)などに一時転用されており、水が引くまで活躍する予定です。
(画像3:[558]に転用されたバスがスワンナプーム空港へ向かう)