アユタヤ県内からパトゥムタニ県を経てバンコク首都圏に達した大洪水は、ウィークエンドマーケットの先のバンスー運河で行く手を阻まれました。陸軍や首都圏政庁による「運河攻防戦」が始まってもう1週間。首都圏最重要部への到達を回避できる可能性が見えてきました。
バンスー運河の南側、BTSスクンビット線サパンクワイ駅(パヤタイ区)直下のパホンヨーティン通りは完全に乾いており、運河北側(チャトチャック区)では水が後退しはじめています。前記事「運河攻防戦!サパンクワイ駅手前で止まる」を取材した7日には、運河手前の橋の上り勾配まで来ていた洪水が、わずか数十メートルながらも退いているのがわかりました。
(画像1:バンスー運河とカンペンペット交差点の間。北行き車線の路面が乾きだしている)

(画像2:ウィークエンドマーケット東側には水が入ってきている部分がある)

(画像3:ウィークエンドマーケットの店舗区画はほとんどの店が営業できていない)