BTSスクンビット線プロンポン駅そばのスクンビット通りソイ24/1(クロントイ区)で営業していた「BE FRIEND GUESTHOUSE」が、8月31日で閉鎖されていたことがわかりました。現在改装が進められており、安宿とは関係のない業種に転換しそうです。
(画像1:ゲストハウスとして営業していた頃のBE FRIEND。2010年7月撮影)
BE FRIENDゲストハウスは、男性向けマッサージ店が並ぶタウンハウスの一角を借りて2007年から営業していました。BTSの駅から徒歩2分という近さの割に、1泊480Bt.という低料金が武器になっていました。1泊2,000Bt.を超える高級ホテルやサービスアパートが林立するプロンポン周辺では、500Bt.クラスでも相対的に魅力があり、すぐ近くのソイ37にある「ワットポーマッサージスクールスクンビット校」(日本人経営で本校とは別物)に通う短期旅行者が多く利用していました。
しかし、日本人宿としては約2km南にある『民宿日出』の知名度にはかなわず、カオサンからの住人の移動もそんなにはありませんでした。2008年以降のタイ国内の一連の不安定要因(スワンナプームショックや昨年のUDD軍による戦乱など)、そして3.11東日本大震災後の海外旅行需要の冷え込みがジャブとなって効いており、1階で庶民価格のタイ料理を出すなどしたものの焼け石に水で、オーナーさんはゲストハウス事業から撤退してマッサージ店に転換したほうがいいと判断したようです。
(画像2:入口のガラス張りの部分がブロック塀で埋められて…)