2010年6月10日木曜日

免許証があればバン銀の口座はできる

 前記事「バンコク銀行、口座開設厳しくなる」から4年。タイの商業銀行1位、バンコク銀行(BBL)では、外国人の口座開設基準を若干緩和しました。現在は自動車運転免許証さえ用意できれば、ワークパーミットがなくても簡単に普通預金口座を開くことができるようになっています。

 董事長ふくちゃんは4月に開店したばかりのバンコク銀行CPタワー支店(バンラック区)に取材し、次のような回答を得ました。

1.タイ国民は国民IDカードの提示のみでOK
2.外国人でノンイミグラントBビザ取得者はパスポートとワークパーミット原本の提示でOK。
3.ノンイミグラントO-Aまたは正規観光ビザ所持者は、パスポートと運転免許証の提示が必要。運転免許証の発行国は問わない。本国発行の国際運転免許証であれば尚可。
4.運転免許証がない場合は、本国大使館発行の証明書を提出させる。

 本国大使館発行の証明書は、日本人であれば在バンコク日本大使館発行の在留証明書、または在留届出済み証明書です。在留届出済み証明書は、前記事「戸籍抄本を海外から郵送で取り寄せる方法」で触れました。在留証明書の発給要件を満たさない沈没組に対して、在留届提出時の住所を証明する英文の書類。バン銀では、これを大使館からのレターとして受け取ってくれるのです。
 タイで車やバイクを運転する機会がなくても、国際運転免許証は取っておいたほうがいいかもしれません。