ラチャプラソンショック44日目の16日、政府はUDD軍戦闘員の戦闘行動が激化し会場内に残っている女性や子供、お年寄りに危険が迫っているとして、避難させる方針を明らかにしました。会場一帯を所管するパトゥムワン、ルンピニ、パヤタイ、マッカサン、バンラック、トゥンマハメックの各警察署と赤十字協会が支援し、今夜から明日朝までに避難させるとしています。現在もまだ6,000人程がラチャプラソンのメイン会場周辺で演説を聞いたり野宿したりしているといいます。
また、陸軍側の「平和維持本部」は14時30分から地上波テレビ各局で緊急特別放送を行い、UDD軍戦闘員が活動している地域を対象に夜間外出禁止令を出しました。ラチャプラソン交差点を中心にパヤタイ通り、ラチャウィティ通り、ディンデン通り、アソーク通り、ラマ4通りで囲まれる区域(パトゥムワン、ラチャテーウィ、クロントイの各区のそれぞれ一部)が対象です。ただし、ソイナナ周辺は含まれません。
(画像:マレーシアホテル近くのラマ4通り上での戦闘。タイ語ポータルサイト「kapook」から拝借しました)
(17時40分緊急追加)
平和維持本部は再び地上波テレビ各局で特別放送を行い、今日は外出禁止令の発動を見送ると発表しました。
2010年5月16日日曜日
【速報・超重要】非戦闘員ラチャプラソンから避難へ
日本時間 13:30
ラベル: 2010年UDD軍決戦 , タイ , バンコク