2010年5月29日土曜日

マイレージプラス「片道」特典を有効に活用しよう!!

 ユナイテッド航空(UA)は、マイレージプログラム「マイレージプラス」にこれまでなかった片道の特典航空券を導入しました。成田からバンコク、シンガポールなどアジア内のUA自社便就航都市へは片道わずか10,000マイルで取得でき、より便利になります。


長期のバックパッカー旅行などでは往復航空券の復路が無駄になることが非常に多く、航空会社にとってはある意味面倒。マイレージ特典ではこれまで、往復で取るのが常識だっただけに尚更でした。UAの属するスターアライアンスでは、シンガポール航空(SQ)が自社マイレージプログラム「クリスフライヤー」で片道特典航空券の制度を古くから行っていますが、必要マイル数が高い(成田~チャンギで28,000マイル)のが難点でした。一方、ANA(NH)は「マイレージクラブ」で、国内線特典に交換する場合は任意の2区間の組み合わせでOKとしましたが、国際線は従来通り往復が原則と、ちょっと使い出が悪いものでした。
今回、マイレージプラスが片道特典の制度を導入したことで、UA自社便特典で往復20,000マイルだった成田~スワンナプーム、チャンギは半分の10,000マイルで特典航空券にたどり着けるようになり、大きく引き下がります。例えば成田~チャンギ(片道3,311マイル)ならわずか1往復半で片道航空券に到達。成田~スワンナプーム(片道2,868マイル)でも、2往復で取得できます。

AirAsiaやジェットスターといった、片道ベースでの購入が簡単にできる格安航空会社と自分で組み合わせる旅が簡単にできるようになります。例えば

成田(UA)チャンギ(タイガーエアウェイズ)香港(AirAsia)スワンナプーム(AirAsia)プノンペン(AirAsia)KLIA(AirAsia)台北桃園(ジェットスター)関空

というルートを組んでも、航空券は1枚も無駄になりません。

海外発券デビューを狙っている方や、逆に行く機会の少なくなった発券地を整理したい方にもおすすめです。