ラチャプラソンショックの影響を受けなかったスワンナプーム空港では、アイスランドの火山噴火による欧州圏へのフライト欠航で多数の旅行者が足止めされていました。23日には欠航便はほぼなくなりましたが、それまで1週間近く続いた欠航で再開直後の便に乗れない乗客が多数出ています。
スワンナプーム空港4階出発ロビー。タイ国際航空(TG)の国際線チェックインカウンターでは、一刻も早いチェックインを求めるファランが行列をなしていました。
(画像1:カウンターの外にまであふれるチェックイン希望者の行列)
スカンジナビア航空(SK)のカウンターでは、運航を再開したコペンハーゲン行きの臨時便に乗り切れなかった人たちが深夜まで列を作り続け、最終的に会社がノボテルスワンナプームホテルの部屋を確保し乗客を案内させていました。
(画像2:今日もコペンハーゲン行きの臨時便に乗れず…)
一方、地場の高級ホテルチェーン「アマリホテルズアンドリゾーツ」は、欧州行きの便に乗れなかった旅行者に対して、ラチャプラソンショックで客室稼働率が落ちているアマリウォーターゲートホテル(ラチャテーウィ区)と、アマリドンムアンエアポートホテル(ドンムアン区)の部屋を超破格値で提供しています。
アマリウォーターゲートホテルは、1名または2名1室、素泊まりで1泊1,500Bt.。朝食つきなら2,000Bt.。通常なら地場の旅行代理店やネット経由でも1泊4,000Bt.を超える値段がつきますので、この値段はまさに驚天動地級といえます。
アマリドンムアンエアポートホテルですと、スワンナプーム空港からの往復送迎もついて1泊1,300Bt.スタートとなっています。
(画像3:アマリウォーターゲートホテルが配った破格キャンペーンのチラシ)