2010年3月2日火曜日

ベトナム航空の成田線が春から激増!!

 ベトナム航空(VN)は、成田国際空港の発着枠が増える3月28日から、成田発着便を大幅に増便してトータルで毎日3便を運航します。

成田~ホーチミンシティ線は1月25日付の会社発表(週12便)からさらに増やして毎日2便になります。増便分は3月27日でホーチミンシティから撤退するデルタ航空(DL、旧ノースウエスト航空)のスケジュールを引き継ぐ形。デルタ航空の成田発着太平洋線に接続できるスケジュールが組まれ、東南アジア各地を目指すバックパッカーだけでなく、アメリカからベトナムやカンボジアに向かう旅行者や、アメリカ・カナダに渡った越僑の帰国の利便にも応えます。

VN952 SGN0605~NRT1350 DAILY
VN953 NRT1900~SGN2300 DAILY

(機材はエアバス321 ビジネスクラス16席、エコノミークラス168席)


成田~ハノイ線は週4便から毎日1便に増強。ベトナム北部への緊急ビジネス需要に対応できるようにするとともに、ラオカイを経由して中国最南部へのルートも安定。外こもりすとの間でたびたび話題に上る河口(雲南省紅河ハニ族イ族自治州)へのアクセスが改善します。

VN954 HAN0005~NRT0650 DAILY
VN955 NRT1100~HAN1430 DAILY

(機材はエアバス333 ビジネスクラス36席、エコノミークラス284席)

さらに3月2日から運航開始したハノイ~ヤンゴン線に往復とも同日乗継が可能。こちらは関空や中部セントレアからの乗り継ぎもできるので、日本人のミャンマービザ取得にリスクが残るバンコク経由を避けることができます。ヤンゴンへの乗り入れは、中国南方航空(CZ)の広州線とともに、スカイチームにとって貴重なディスティネーションになり、一方でタイ国際航空(TG)の独壇場だった日本からミャンマーへのビジネス客輸送に新風を吹き込みます。

VN701 HAN1610~RGN1810 火・木・土・日運航
VN700 RGN1910~HAN2130 火・木・土・日運航

(機材はフォッカー70 エコノミークラスのみ79席)