(この項、ゆうさん/神奈川県 からの投稿です。2回連載の2回目です)
東京の天天ゲストハウスというところに、泊まったことがあります。その他にも名前は忘れましたが、もう一つのゲストハウスに泊まったことがあります。そこはワーキングプアの巣でした。明らかに空気がよどんでいるのです。活気も何もなにもない。
沖縄のゲストハウスは、仕事をするという強い目的意識がある人が多かった。仕事をしないで沈没している人も、若者でも引退生活みたいな感じで、余暇を満喫している人が多かった。しかし、東京のゲストハウスはネガティブというか、明らかに負け組とでも言おうか、やる気がない人が多いのです。部屋の雰囲気も暗いです。
私が泊まった部屋は、外国人が多く滞在する部屋だと聞かされていましたが、日本人ばかりで、しかも私までマイナス思考になってしまう雰囲気なのです。確かに外国人が主体のゲストハウスもあると思いますが、そういう宿は例外的なのかもしれません。
東京と沖縄でこんなに滞在者の意思が違うのは驚きです。東京は家賃が高いので、ゲストハウスで家賃を節約したいのもわかりますが、この雰囲気では仕事のやる気が失せてしまいます。沖縄にも仕事はありますので、やる気のある人は沖縄へ行ったほうがいいかもしれません。
(董事長ふくちゃんから)
ゆうさん。投稿ありがとうございます。2回連載という形で掲載しましたが、いかがでしょうか。
前記事「外こもりはTOKYOチャレンジネットに救われない」で、バックパッカーや外こもりすとがネット屋難民になる時の話題を取り上げましたが、ゲストハウスの場合はネット屋と違って多くの施設で住民票を入れることもできるだけに、救われるのではと思われる方がいるでしょう。ですが、そうではないという実態もまた、明らかになってきています。
董事長ふくちゃんも一時帰国中、東京・蒲田のネット屋で、1時間100円で深夜から翌朝まで過ごすというのを体験しました。パソコン1台が置けるごとに仕切られた狭いスペースで、パソコンをやるように見えて実は寝ているというネット屋難民が1フロアに数十人、全体で100人以上はいたでしょうか。しかも23時になるとドミトリーよろしく消灯もされるというのにはびっくりしました。
ゲストハウスは住民票を入れられるという以外に、魅力がないと話す人もいました。横になって寝られるスペースがあるということでは、ネット屋の座敷仕立ての席でも一緒です。そこで仕事探しをしろと言われても、1人1台のパソコンを使わせてもらえるネット屋のほうが、全然環境はいいと言えます。
次に一時帰国するときには、その辺の取材もしてみようと思っています。