2010年1月29日金曜日

深夜の[73]は旧市街に入らない

 ラチャダピセーク通り周辺の住人にとって、中心街への重要なバス路線のひとつとなっている[73][73ก]には、区間運転があります。特に21時以降の深夜になると、区間運転が増え、ラチャダ通りからサイアム駅やファランポーン駅方面に向かう本数が減ってきます。
 MRTブルーラインホイクワン駅を23時過ぎに通過した[73ก]南行きバスでの会話。

ふくちゃん「ファランポーン駅まで」
車 掌「行きません」
ふくちゃん「サパンプット行きって看板が出てるだろ!! じゃあどこまで行くんだ!!」
車 掌「このバスはサムヤン市場(パトゥムワン区)までしか行かない」
ふくちゃん「… ならセントラルワールドで降りる」
車 掌「OK」

 その後、ふくちゃんがセントラルワールド前でバスを降りたところ、他の客も全員降りたので、運転手と車掌はここで運転打ち切りと判断してしまいます。バスは回送でラチャプラソン交差点を直進、ペニンシュラプラザ前でUターンして戻ってきてしまいました。
 ということは、ラチャダ周辺からファランポーン駅方面に向かおうとすると、昼間は直行できるのに、深夜はなんと乗り換えが必要になってしまいます。しかもファランポーン行きのMRTは23時30分頃には終わってしまうので、その後にラチャダの歓楽街からファランポーン、チャイナタウン周辺のホテルへ戻るとなるとさらに大変。セントラルワールド前でファランポーン方面への接続がないので、警察病院まで少し歩いて[25][40]に乗るか、[514]でシーロム通りに出て[4]、または[136]でBTSアソーク駅まで行ってハシゴ酒という、ちょっとした冒険というか、選択肢で悩む必要が出てきます。