2009年8月31日月曜日

プノンペン~ホーチミンの国際バスが充実

 カンボジアの首都プノンペンと、ベトナム最大の都市ホーチミンシティの間は、距離にして300kmもありません。しかし、両都市間の移動はこれまでは空路が常識でした。カンボジア側の国道1号線が長く未整備で、しかもカンボジアのビザは国境で取れるのに対し、ベトナムへはほぼすべての外国人に事前のビザ取得を要求する状況が現在も続いているためです。
 ところが、ASEAN+3(東南アジア10カ国と日本、韓国、中国)圏内のすべての国とベトナムがビザの相互免除を行うことになり、ASEAN圏内で最後まで残っていたカンボジアとベトナムの間も2008年12月5日付でビザ免除が発効しました。これに伴い、両国最大の都市同士を結ぶオープンツアー(公共)バスの本数が一気に増え始めました。

(画像1:キャピトルツアー本社にて。発着案内の一番上に「サイゴン」の文字が見える)

 プノンペンからは、毎日10便以上のバスがホーチミンシティを目指します。


キャピトル
ツアー
プノンペン
ソリア
メコン
エクスプレス
GST
エクスプレス
6時
45



7時

00
00
30
8時
00
00
30

9時

00
30

10時




11時

00


12時




13時
30

15

14時





 運賃はどこの会社も、US$10前後。モクバイのボーダーを抜け、プノンペンとホーチミンを5時間~6時間で結びます。