2009年8月22日土曜日

新井教授が上京!1期生タイに到着

 カオサン・バンランプー地区を初めて体系的な研究対象にしたことで知られる、新井克弥教授率いるゼミの一行が今年もタイに到着しました。しかし、今年はちょっと色合いが違うぞ… 例年なら福岡からタイ国際航空(TG)649便で到着するはずが、成田からのユナイテッド航空(UA)891便で到着したと、参加した学生さんの1人がTraveler's Supportasiaの取材に答えてくれました。


 新井教授は昨年、掲示板で前任校の公立大学法人宮崎公立大学(宮崎市)を退職する予定だと記述。3月31日付で退職し、関東学院大学(横浜市)に移った後、初めての教え子たちが来タイしたのです。
 新生・新井ゼミは、関東学院大学文学部現代社会学科に設けられました。宮崎公立大学での10年に渡る研究の成果を、横浜の新世代がさらに深い次元へと導きます。
 旅の情報を求めて集まるバックパッカーから、個人の情報に対する行動の変化が見える。情報の伝わり方から社会全体の変容が浮き彫りにされる。カオサン・バンランプーは、それを象徴する場所だというのが、新井教授の持論です。

 カオサン・バンランプー地区をいくつかの班に分け、30人の学生が駆け回っています。学生たちは9月頭まで滞在の予定。研究室サイトとも言える「NEWカオサンからアジアへ」の更新も、帰国後に行われます。