5月15日から、BTSシーロム線の第1期延長部分(タクシン橋~ウォンウィエンヤイ)がテスト営業を開始しました。テスト営業は8月11日までで、8月12日から本格営業に入る予定となっています。チャオプラヤ川右岸の旧トンブリ市エリアへの電車乗り入れは初めてで、早くも市民の注目を集めています。
タクシン橋からチャオプラヤ川を渡り、クルントンブリ通りの上をまっすぐ進む延長区間には、クルントンブリ駅とウォンウィエンヤイ駅(どちらもバンコク首都圏クロンサン区)という2つの新駅が設けられました。現在は、タクシン橋とウォンウィエンヤイの区間については運賃を無料とする措置が取られています。
クルントンブリ、ウォンウィエンヤイの両駅からスラサック駅より先まで乗る場合は、自動券売機で通常通りきっぷを買いますが、運賃はタクシン橋駅からのものと同一です。逆に、スラサック駅までの各駅から延長部分まで乗車する時は、タクシン橋までの運賃で乗車できます。
タクシン橋、クルントンブリ、ウォンウィエンヤイの各駅相互間のみを乗車するお客様は、自動券売機で無料のチケットの交付を受けます。機械には「無料」を意味するステッカーが貼られ、注意を呼びかけています。
ウォンウィエンヤイから先の区間についても高架橋はほぼ出来上がっており、首都圏政庁とBTS社では早ければ2012年の2期工事完成を目指します。
https://www.supportasia.com/2009/06/bts.htmlBTSシーロム線延長部分に乗る