2009年1月24日土曜日

TG国内線、スワンナプームに戻る

 タイ国際航空(TG)は3月29日からの夏スケジュールで、現在ドンムアン空港から発着している国内線便をスワンナプーム国際空港発着に変更する方針を決定しました。

 運輸省がスワンナプン空港を域内ハブ空港として使うべく、現在ドンムアン空港からの国内線を飛ばしているTG、One-Two-Go(OG)、ノックエア(DD)の3社に再度、スワンナプームへの移転を求めたためです。
 2006年9月のスワンナプン空港開港後、一度閉鎖されたドンムアン空港は、スワンナプーム空港の混雑を理由に2007年3月、復活(前記事「ドンムアン空港、国内線専用で復活」参照)。しかしTGは、国内線便の一部を移しただけで、国際線への乗り継ぎが多いプーケットやチェンマイなどの便はスワンナプームに残したため、乗り継ぎの利用者に空港間の長距離移動を強いるだけでなく、スワンナプームからの乗り継ぎができない一部目的地でタイエアアジア(FD)に客を奪われるという最悪の結果になりました。この現状を打破するとともに、経費の節減を図るとしてTGはスワンナプームへの再移転に同意しました。