2008年9月13日土曜日

ビザなし期間のチェック、事実上なくなる

 前記事「ビザなし6ヶ月90日ルールが廃止か!?」で、空路での出入国の際に過去6ヶ月間のタイ入国期間をチェックしなくなったと報じました。陸路ではまだしばらくの間チェックを継続するとのことでしたが、それも徐々になくなりつつあります。

 アランヤプラテート(サケオ県)の国境検問所では、9月に入ってからほとんどチェックもなく30日の在留許可が出るようになりました。バンコクのある日本語学校では、臨時講師をしている日本人がボーダーの状況変化を観察しているといい、それによると5月下旬の時点で既にチェックがなくなっていたとのこと。前記事「アランでのビザクリア復活」(5月2日)の時点で、航空券のチェックはなくなっていましたが、その直後に日数のチェックもなくなったということになります。

 カオプラヴィハーン問題で、タイ~カンボジア間の相互観光ビザ構想(前記事「タイとカンボジアの正規観光ビザ、一本化へ」参照)も事実上頓挫。以前のように毎月のビザクリアだけしていれば無期限に在留ができそうな、沈没天国タイの復活となるのでしょうか?