2008年9月21日日曜日

マレーシアパスポートの料金値下げへ

 マレーシア移民庁は年内にも、自国民に対するパスポートの作成費用を値下げする意向を固めました。クアラルンプールで発行されている中国語紙「南洋商報」9月21日付が、移民庁長官の話として報じたものです。

 マレーシアでもICパスポートが発行されているとはいえ、5年間有効のパスポートを作成する費用はRM300(3,000Bt.)。ICパスポートの発行を開始したときに、それまでのRM150から2倍に跳ね上がったままです。移民庁では、パスポートの作成手数料が他のASEAN諸国に比べて高い(タイと比べて3倍)として、技術の進歩によるコスト削減で吸収し、国民に還元しなければならないと語っています。

 日本とマレーシアの二重国籍を持つ子供さんは、タイとのそれに比べれば全然少ないのですが、マレーシアからはカンボジアにビザなしで行けるメリットがあります(カンボジアがビザなしを適用しているのは、他にシンガポール、ラオス、フィリピンがあります)ので、お手持ちの日本パスポートの有効期限が切れて国籍選択を迫られるまで、マレーシアパスポートを絶対に放棄しないように!!