長引く原油高で、バンコク首都圏内を走る普通(赤)バスの運賃は4年前の2倍になりました。公団バスが最後に行った改定は2006年4月(前記事「バンコクの公共バス、値上げ」参照)で、既に2年半も前のお話。何を今更とお思いでしょうが、青色の急行(エアコンつき)バスと赤バスの運賃差が小さくなっており、物価上昇もあって今、青色急行が見直されています。
例えば、[60]青色急行でカオサンとプラトゥナムの間を乗ると、1区(6km以内)運賃で11Bt.です。この間では、赤バスとの運賃差は4Bt.。逆に言えば、わずか4Bt.の追加で、快適な冷房車での移動になるのです。
外国人である私たちこそ、エアコンバスにもっと乗るべき。政策的に安くなっているからと赤バスに固執する必要はありません。