タイ国際航空(TG)は6日の取締役会で、現在毎日1便を運航しているバンコク~ニューヨーク直行便を廃止する方針を決めました。燃料費の極端な高騰で、エンジン4発のエアバス345型機を使って長距離ノンストップ運航をしている北米2路線(バンコク~ニューヨーク、ロサンゼルス)が槍玉に挙げられました。ロサンゼルス線も週5便に減便され、ともに7月1日から実施されます。
(バンコク、ニューヨーク発とも6月30日のフライトを持って取りやめ)
TG792 BKK0040~JFK0710
TG793 JFK1135~BKK1610+1
将来的には、ロサンゼルス線を経由便に戻すことも考えられ、その場合は経由地として日本が選ばれる可能性が高くなっています(タイ国際航空は以遠権を週21便=毎日3便分持っており、成田・関空経由のロサンゼルス便を運航した実績があります)。
(6月14日追加)
上述の予想が現実のものになりそうです。会社側は、冬スケジュール(10月26日以降)でロサンゼルス線を関空経由に戻し、機材もB772ERに変更する予定だと発表しました。